脊髄腫瘍の部屋

脊髄腫瘍のブログ・脊髄腫瘍について

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脊髄腫瘍とは

☆脊髄腫瘍

脊髄およびその周辺にできる腫瘍の総称

脊髄内に発生した腫瘍に限らず、脊髄のくも膜、硬膜(こうまく)、神経根、軟部組織、椎体に発生した腫瘍の総称である。発生頻度は人口10万人あたり1~2人で、脳腫瘍の10分の1程度である。性差はないが、髄膜腫(ずいまくしゅ)は女性の方が多い。

☆誘因・原因

脊髄・脊椎に発生した原発性腫瘍と、他の部位に発生した腫瘍が播種(はしゅ)、転移したものとがある。
頻度は低いが、神経線維腫症(しんけいせんいしゅしょう)、フォン・ヒッペル・リンダウ病など、腫瘍が多発する遺伝性疾患の一部として脊髄腫瘍がみられることがある。

☆病態整理

腫瘍発生の部位により、硬膜外腫瘍(こうまくがいしゅよう)、硬膜内髄外腫瘍(こうまくないずいがいしゅよう)、髄内腫瘍(ずいないしゅよう)に分類される。

☆症状・臨床所見

腫瘍の種類にかかわらず通常は脊髄圧迫症状が起こる。多くは神経根の圧迫によるしびれや疼痛(とうつう)、運動麻痺や感覚障害などが起こる。筋力の低下、排尿、排便障害をきたす場合もある。

☆検査・診断

X線検査、CT検査、MRI検査
MRIで脊髄腫瘍が認められれば診断は確定する。

☆治療

外科的治療、化学療法、放射線療法
外科的腫瘍の摘出が原則となる。悪性腫瘍や転移性腫瘍については、化学療法や放射線療法が適応になることがある。

☆予後

良性腫瘍の場合は、手術予後は比較的よい。悪性の場合は、外科的治療や放射線療法などで一時的に圧迫症状が改善されても、再発が早く予後は不良である。
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脊髄腫瘍の通院費用

☆脊髄腫瘍の通院費用(2003.02.14~2012.07.30の約10年間)







2003.02.14440円
2003.02.17 5250円
2003.02.21 1560円
2003.03.07 4070円
2003.04.25 630円
2003.05.02 230円
2003.06.19 10480円
2003.06.20 2330円
2003.09.05 410円
2003.12.25 9260円
2003.12.26 2230円
2003年度小計36890円
   
2004.06.24 10270円
2004.06.25 2420円
2004年度小計12690円
   
2005.01.14 220円
2005.02.21 9810円
2005.02.25 220円
2005.06.24 1780円
2005.07.29 220円
2005.08.19 5390円
2005.11.18 420円
2005年度小計18060円
   
2006.03.10220円
2006.08.18 9220円
2006年度小計9440円
   
2007.03.02 410円
2007.07.06 9210円
2007年度小計9620円
   
2008.02.01 210円
2008.07.04 11530円
2008年度小計11740円
   
2009.03.06 410円
2009.07.03 6030円
2009.07.10 210円
2009年度小計6650円
  
2010.01.15 1070円
2010.07.05 6120円
2010年度小計7190円
   
2011.01.17 1280円
2011.07.25 6120円
2011年度小計7400円
   
2012.02.13 1070円
2012.07.30 6120円
2012年度小計7190円
   
通院費合計126510円

脊髄腫瘍の手術費用

☆脊髄腫瘍の手術費用
(脊髄髄内腫瘍の上衣腫)

☆大阪市立大学医学部附属病院・脳神経外科・12東病棟・1205号室
※当時の健康保険組合は、入院が20%負担でした。

☆2002年12月09日~2002年12月31日(入院前半)

区分点数金額
入院料27776点55552円
投薬料1494点2988
注射料202点404円
処置料230点460円
検査料5894点11788円
レントゲン料等10962点21924円
その他3350点6700円
小計49908点99816円
   
食事療養費総額29890円
上記の負担額 9360円
   
請求金額 109180円
領収金額 109180円


☆2003年01月01日~2003年01月30日(入院後半)
※2003年01月07日手術日

区分点数金額
入院料55628点111256円
投薬料1289点2578円
注射料2210点4420円
処置料756点1512円
手術料等231971点463942円
検査料5975点11950円
レントゲン料等10132点20264円
その他1380点2760円
小計309341点618682円
   
食事療養費総額 65520円
上記の負担額 20280円
   
請求金額 638960円
領収金額 638960円

手術説明書(市立病院)⑤

☆手術後
手術直後は脊髄の周りに周囲からにじみ出た血液がたまって脊髄を圧迫しないようにドレーンという管をおいてたまった血液を外に出すようにします。ドレーンで引ける出血は数十から百数十mlで止まり翌日にはドレーンは抜けます。ベッドから起きあがれる時期などは手術により違い、翌日から座れることもありますが数日後になる場合もあります。食事は通常翌日から可能です。圧迫による症状は比較的速やかにとれる場合が多いのですが、回復が遅い場合や一時的に悪化する場合もあります。手術後にリハビリが必要になる場合もあります。
…御了解頂けれましたら、御署名かチェックをお願いいたします。(  )□

☆術中、術後に起こりうる問題について

☆脊髄、神経の障害
圧迫された脊髄や神経は、すでに障害を受けていたり、わずかな振動や圧迫でも強い障害を受ける可能性があるので、手術の際には使用する道具や手技を工夫し、また慎重に手術を進めていきます。
しかし、それでも影響を受けることがあります。症状はたいてい一時的なものですがすでに強い障害をうけていた脊髄や神経では後遺症を残す可能性があります。症状は、痛み、運動麻痺、感覚障害、むくみなどです。
…御了解頂けれましたら、御署名かチェックをお願いいたします。(  )□

☆出血
手術中皮膚、筋肉、骨の断端などから出血がありますが、逐次止血しますので、通常輸血が必要なほどの出血は起こりませんが、脊髄の周りには静脈叢という血管の集まりがあり時に大量の出血を起こすことがあります。    また、血管系の病気などの場合は、大量出血の可能性は若干高くなります。そこで、必要な場合に備えて輸血を準備します。術中に止まっていても術後に出血することもあります。ドレーンを入れて中に溜まらないようにしますが、ドレーンが効かない、あるいはなかなか止まらない場合再手術が必要になる場合があります。
…御了解頂けれましたら、御署名かチェックをお願いいたします。(  )□

☆感染
皮膚は十分に消毒し手術は清潔に行われますが、皮膚の毛穴に常に存在する細菌あるいは空気中に浮遊する細菌が落下するなどして、時に術後細菌が増殖し感染症を起こす可能性があるため、術後数日は抗生物質を予防的に投与します。しかし、使用する抗生剤が効かない細菌などにより感染症が起こる場合があり、その時は適切な治療を行います。
…御了解頂けれましたら、御署名かチェックをお願いいたします。(  )□

☆脊椎の変形
特に後方到達法の場合、術後脊椎が変形することがあり、それをできるだけ予防するような手術法を工夫して行っていますが、100%防ぐことはできないので、起こった場合は、それに対する治療が必要になる場合があります。
…御了解頂けれましたら、御署名かチェックをお願いいたします。(  )□

☆その他
 年  月  日
りんくう総合医療センター 市立泉佐野病院 脳神経外科 説明医師氏名(          )

手術説明書(市立病院)④

☆頚椎の手術を受けられる方に

☆頚椎について
脊椎(いわゆる背骨)とは、椎骨という骨が縦につながって1本の長い管状の脊椎管にあります。
その管の中に脳につながる脊髄という神経の束が通っています。
頸椎はその脊椎の頚部の部分で7個の骨からなります。脊髄は体から脳へ感覚を伝えたり、逆に脳から身体への運動などの命令を伝えるところです。

従って脊髄や神経が圧迫される原因として、椎骨の変形やずれ(脊椎症、脊椎すべり症)、椎骨と椎骨の間にある椎間板の突出(椎間板ヘルニア)、脊椎周辺の靱帯が骨化したり厚くなる(後縦靱帯骨化症など)、奇形、またこれらを含めいろいろな原因で脊椎管が狭くなる(脊椎管狭窄症)、腫瘍、出血、感染などがあります。

症状は脊髄が圧迫されて起こる症状(脊髄症状)と脊髄からでる神経(神経根)が圧迫される症状(根症状)があります。脊髄症状は圧迫されている場所により末梢、つまり頸椎の場合腕や手だけではなく脚、足、臀部などの症状が起こります。神経が圧迫される場合はその神経が支配している部分の症状が起こります。

治療は、薬物や理学療法などの保存的治療が行われますが、それでもよくならないときや病変そのものが手術でしか治療できない時、手術が行われます。手術の効果は、脊髄や神経の障害のされ方や程度様々です。圧迫だけの場合は症状は非常によくなります。
それに対して、脊髄や神経自体に変化が起きている場合や、脊髄内あるいは脊髄や神経に強く癒着している病変の場合は、すべての症状が改善するとは限らず、また後遺症が残ることがあります。
…御了解頂けれましたら、御署名かチェックをお願いいたします(  )□

☆手術
手術は、大まかに言って首の前を切開する方法と後ろを切開する方法に分けられます。
これは、手術する部位や範囲などから決定されます。しかし、ときに両方の手術を時期をずらして行う場合があります。たとえば、前方から圧迫をされているが、まず前方から手術をすると少しの振動や圧迫でも重大な影響が予想される場合、まず後方から手術して脊椎管を広げて影響を少なくしてから、その後に前方から手術することがあります。
…御了解頂けれましたら、御署名かチェックをお願いいたします(  )□

☆後方から手術する方法(後方到達法)
全身麻酔の後、うつぶせで手術は行われます。皮膚の切開は通常首の後ろ中央に上下方向に行います。
長さは個々に異なりますが、上は後頭部付近、下は首の下肩付近まで及ぶことがあります。そこで後頭部の髪を一部剃ることがあります。皮膚の下の筋肉を切開した左右に広げ頸椎後面が見えるようにします。
このときに、手術後に起こる可能性がある頸椎の変形を予防するために、私たちは頸椎についている靱帯や筋肉をできるだけ元の形に残す工夫をしています。

頸椎の後面は椎弓といい、その左右外側に関節があります。椎弓を線状に削り椎弓を開きます。
椎弓を取り去ってしまうこともありますが、術後の変形を防ぐために開いた部分の骨を残し、またその開いた骨の間に自分の骨の一部やセラミックでできた物を挟んで固定する場合があります。関節の部分を大きく削るときはそこも補填をします。椎弓を開く範囲は個々に違いますが必要十分に開きます。

ここまでを圧迫がとるために行うこともありますが、神経根も圧迫されている場合その神経の周囲の骨を削って広げたり、脊椎管内に病変がある場合それを取り除くことをします。
脊髄の病変であれば、脊髄を取り巻く硬膜という膜を切開し脊髄が見えるようにして病変の処置をします。椎間板ヘルニアがある場合は、前方から飛び出しているので脊髄の横の隙間から飛び出しているものを摘出します。   …御了解頂けれましたら、御署名かチェックをお願いいたします。(  )□

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